少年刑務所の実態

2014.9.10|未分類

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少年刑務所とは、その名称から想像されるのは、20歳未満の男性受刑者が収容される施設ですが、実際には26歳未満の者までが収容の対象とされています。また、現在全国の刑務所において、受刑者数の増加により、施設の収容定員を超えた人数を収容せざるを得ないという過剰収容の問題が深刻になっているため、実態としては、それ以上の年齢の受刑者も同一施設に収容されているケースが多くあります。

 

もともと、少年受刑者においては、成人受刑者に比べても矯正教育の効果が現れやすく、釈放後の社会復帰がより強く望めると考えられています。そのため、少年受刑者をその他の受刑者から隔離することによって、刑務所内において少年が成人受刑者からの悪影響を受けることを回避し、より少年の更生を重視した教育的処遇を行うというのがこの施設の存在意義となっています。

 

こうした観点から、先に記した刑務所の過剰収容の問題で、少年と成人の受刑者が同一施設に収容されざるを得ない場合であっても、未成年者とそれ以外の者は同じ居室にはならないように配慮されることになっています。またこの施設は、非行少年の中でも、より悪質と判断され実刑判決を受けた者だけが収容されるという理由から、少年鑑別所や少年院などのその他の少年更生施設と比較しても、より収容者の非行の度合いが高いということもあり、他施設に比べて、より厳しい規律と生活様態のもと教育指導が行われます。ちなみに女性の場合は、未成年者であってもこのようにその他の受刑者と隔離されることはなく、年齢に関わらず女性用の同一施設に収容されることとなっています。

 

 

 

 

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